鴻鵠之志
読み方
こうこく の こころざし意味
非常に大きく高い志や、将来大人物になろうとする遠大な抱負をいう。目先の利益や小さな成功に満足せず、世に出て大きな事業を成し遂げようとする意志を表す言葉。由来
中国・前漢の司馬遷『史記』陳渉世家に見える「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」に由来する。『史記』は紀元前1世紀ごろ成立。鴻鵠は大きな鳥、燕雀は小鳥で、小人物には大人物の大志は理解できないという趣旨から生まれた。備考
格式ばった表現で、日常会話より文章・演説・人物評で使われる。「鴻鵠」は大人物の象徴で、対句として「燕雀」がよく引かれる。例文
- 彼は少年のころから鴻鵠之志を抱き、世界で通用する研究者になることを目指していた。
- 地方の小さな工房から出発した彼女には、最初から海外市場を見据える鴻鵠之志があった。
- 目先の失敗に落ち込むより、鴻鵠之志を忘れずに努力を続けることが大切だ。
- 創業者の鴻鵠之志が社員に受け継がれ、会社は百年続く企業へと成長した。
- 友人たちは無謀だと笑ったが、彼の胸には政治を変えたいという鴻鵠之志が燃えていた。
類義語
- 青雲之志
- 凌雲之志
- 大志雄飛
- 雄心勃勃
- 大願成就
対義語
- 燕雀之志
- 小成安住
- 安分守己
- 無為無策