鬼斧神工
読み方
きふ しんこう意味
人間の手で作ったとは思えないほど、技術や造形がきわめて精巧で優れていること。まるで鬼神が斧を振るい、神が作り上げたかのような見事なできばえを表す。由来
「鬼斧」は鬼神の斧、「神工」は神の細工・技を意味する漢語。中国の詩文に由来する成語で、元代から明・清代ごろの文献に用例が見られるが、初出や成立年は未詳。日本でも漢籍由来の四字熟語として用いられる。備考
芸術品・建築・工芸・自然の造形など、驚くほど精巧なものを称賛する硬い表現。日常会話より文章語で使われやすい。例文
- この寺院の欄間彫刻は、まさに鬼斧神工の域に達している。
- 雪と風が作り出した氷の造形は、鬼斧神工と呼ぶにふさわしい美しさだった。
- 名工が仕上げた茶碗には、鬼斧神工の趣が感じられる。
- 断崖に刻まれた石仏群は、鬼斧神工の技を見るようで圧倒された。
- 最新技術で再現された模型は、細部まで鬼斧神工の出来栄えだった。
類義語
- 神技
- 巧奪天工
- 妙技
- 名人芸
対義語
- 拙劣
- 稚拙
- 粗製濫造