高論卓説
読み方
こうろん たくせつ意味
内容が高くすぐれていて、聞く価値のある立派な議論や意見、学説をいう。単に難しい話という意味ではなく、見識が深く、筋道が通っていて人を感心させるような説をほめて表す語。由来
「高論(すぐれた意見・立派な議論)」と「卓説(ぬきんでた説)」を重ね、意味を強めた漢語表現。特定の一書を典拠とする成句かどうかや成立年は明確でなく、不詳。中国の漢語表現を背景に、日本では近世(江戸時代・17〜19世紀)以降の漢文脈の中で広く用いられ、定着したと考えられる。備考
主に他人の意見や議論をほめていう硬めの文章語。演説・論文・討論などで使いやすい。文脈によっては、立派なことを言うだけだという軽い皮肉を帯びることもある。例文
- 先生の高論卓説に、会場の参加者は皆深くうなずいた。
- その論文は高論卓説に満ち、研究者の間でも高く評価された。
- 討論会では、彼の高論卓説が最後に議論の流れを決定づけた。
- 先輩の高論卓説を聞いて、私は研究の方向性を見直した。
- 彼は高論卓説を述べるだけでなく、実際の行動でもそれを示した。
類義語
- 卓見
- 名論
- 高説
- 至言
対義語
- 暴論
- 愚説
- 俗説
- 妄説