高枕安眠
読み方
こうちん あんみん意味
心配事や不安、危険がなく、安心してぐっすり眠ること。また、警戒や緊張を解いてもよいほど状況が安定していることをいう。「枕を高くして眠る」と同じ趣旨で、精神的に安らかな状態を表す。由来
「高枕」は高い枕でゆったり寝る意から、安心して眠ることを表す。中国の『戦国策』魏策に見える「高枕而臥」「国必無憂」などの発想に由来するとされる。『戦国策』は前漢の劉向が紀元前1世紀ごろに編纂した書で、日本で「安眠」と結びついた時期は不詳。備考
やや硬い表現で、日常会話では「安心して眠れる」「枕を高くして寝る」が一般的。完全に気を抜くニュアンスがあるため、否定形でもよく使われる。例文
- 長年の借金を完済し、ようやく高枕安眠の日々を送れるようになった。
- 防災対策を整えたからといって、高枕安眠してよいわけではない。
- 後継者が育つまでは、社長も高枕安眠とはいかないだろう。
- 犯人が逮捕され、近隣住民は高枕安眠できるようになった。
- 受験の結果が出るまでは、親子ともども高枕安眠できない毎日だった。
類義語
- 高枕無憂
- 安閑無事
- 安心立命
- 悠々自適
- 泰然自若
対義語
- 輾転反側
- 夜不安寝
- 寝食不安
- 不眠不休