驚心動魄
読み方
きょうしん どうはく意味
非常に驚かされ、心や魂が激しく揺さぶられること。恐怖・衝撃・感動などが強烈で、落ち着いていられないほどのさまを表す。映画・小説・事件・体験など、劇的で緊迫した場面に用いられる。由来
中国・南朝梁の詩論書、鍾嶸『詩品』(6世紀前半ごろ)に見える語。「驚心」は心を驚かすこと、「動魄」は魂を動かすことを意味し、古詩の表現が読む者に強い衝撃を与えるさまを評した言葉に由来する。備考
日常会話より文章語・評論調で使われることが多い。恐怖だけでなく、強い感動や緊迫感にも用いられる。例文
- その映画は冒頭から驚心動魄の連続で、最後まで目が離せなかった。
- 嵐の夜に山道で遭難した体験は、今思い出しても驚心動魄だった。
- 小説の終盤には驚心動魄の展開が待っており、一気に読み終えてしまった。
- 火山噴火の瞬間を捉えた映像は、まさに驚心動魄の迫力だった。
- 彼の証言によって、事件の真相は驚心動魄の様相を帯びてきた。
類義語
- 胆戦心驚
- 魂飛魄散
- 驚天動地
- 戦々恐々
対義語
- 平穏無事
- 安穏無事
- 泰然自若