馬耳東風
読み方
ばじ とうふう意味
人の忠告や批判、意見などを聞いても心に留めず、まるで馬の耳に東風が吹いても感じないかのように聞き流すこと。注意されても改めない態度や、他人の話を真剣に受け取らない様子をいう。由来
中国の故事・漢詩に由来するとされる語。馬の耳に東風(春風)が吹いても気にしない、という比喩から「他人の言葉を意に介さない」意になった。成立の正確な年代は諸説あり不詳だが、漢籍由来の成句として日本でも古くから用いられてきた。備考
「聞き流して平気」という否定的評価で使われやすい。相手の忠告を無視するニュアンスが強いが、噂や雑音に動じない肯定的文脈で用いられることもある。例文
- 先生の注意も彼には馬耳東風で、同じ遅刻を繰り返している。
- 周囲の助言を馬耳東風とせず、一度立ち止まって考えたほうがいい。
- 批判が馬耳東風な態度では、信頼は得られない。
- 彼女は噂話には馬耳東風で、淡々と自分の仕事を進めた。
- 上司の指示を馬耳東風で聞き流した結果、手戻りが増えてしまった。
類義語
- 右から左
- 聞き流す
- 暖簾に腕押し
対義語
- 虚心坦懐
- 傾聴
- 改過自新