漢字辞典.com

首鼠両端

読み方

しゅそ りょうたん

意味

どちらにつくべきか、またはどちらを選ぶべきか決められず、態度をはっきりさせないこと。形勢をうかがいながら、あちらにもこちらにも気を配って迷うさまをいう。

由来

中国・前漢の司馬遷『史記』魏其武安侯列伝に見える「首鼠両端」に由来する。成立は紀元前1世紀ごろ。「首鼠」は鼠が穴から首を出したり引っ込めたりするようにためらうこと、「両端」は二つの選択肢を指す。

備考

硬い文章語・批評語として使われることが多く、優柔不断さや日和見的な態度をやや批判的に表す。

例文

  • 彼は会議で賛成とも反対とも言わず、首鼠両端の態度を取り続けた。
  • 情勢が読めないからといって首鼠両端でいては、部下の信頼を失う。
  • 二つの派閥の間で首鼠両端になり、結局どちらからも信用されなかった。
  • 経営判断において首鼠両端の姿勢は、機会損失につながることがある。
  • 彼女は進学か就職かで首鼠両端の状態だったが、最後は自分の希望を優先した。

類義語

  • 右顧左眄
  • 優柔不断
  • 二股膏薬
  • 狐疑逡巡
  • 逡巡遅疑

対義語

  • 旗幟鮮明
  • 即断即決
  • 一刀両断
  • 確乎不動

この四字熟語に含まれる漢字