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首尾相応

読み方

しゅび そうおう

意味

物事の始まり(首)と終わり(尾)、または前後の事情が互いに対応していて、筋道が通り、つじつまが合っていること。話や計画、文章などに矛盾や食い違いがなく、全体として整合しているさまをいう。

由来

「首」ははじめ、「尾」はおわりを表し、「相応」は互いにふさわしく対応する意。中国古典由来の漢語表現で、日本では漢文訓読を通じて用いられるようになったとされるが、初出の正確な年・時代は不詳。一般に近世以降の文章語として定着したとみられる。

備考

「首尾相応」は文章語・硬めの語。口語では「筋が通る」「つじつまが合う」が自然。人の態度より、説明・計画・文章などの整合性に用いることが多い。

例文

  • 彼の証言は前後が首尾相応しており、信用できる。
  • この企画書は目的と手段が首尾相応で、説得力がある。
  • 小説の伏線が最終章で回収され、首尾相応の結末になった。
  • 議事録を読むと、発言の要点が首尾相応に整理されている。
  • 数字の根拠が曖昧だと、説明が首尾相応にならず突っ込まれる。

類義語

  • 首尾一貫
  • 首尾整然
  • 一貫性
  • 筋が通る

対義語

  • 首尾不調
  • 支離滅裂
  • 前後不覚

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