飽食終日
読み方
ほうしょく しゅうじつ意味
腹いっぱい食べて一日中何もせず、目的も努力もなく怠惰に過ごすこと。単に豊かに食べるという意味ではなく、働いたり学んだり考えたりしない無為な生活を批判的にいう表現。由来
中国の古典『論語』陽貨篇の「飽食終日、無所用心、難矣哉」に由来する。意味は「一日中腹いっぱい食べ、心を用いるところがない者は扱いがたい」。孔子の言葉として伝わり、『論語』の成立は戦国時代ごろ(紀元前5〜3世紀ごろ)とされる。備考
やや硬い書き言葉で、怠惰な生き方への批判に用いる。現代の日常会話では「何もせずだらだら過ごす」に近い。例文
- 退職後も目標を持たず、飽食終日の生活を続けていては心身が衰えてしまう。
- 彼は親の財産に頼り、働きも学びもせず飽食終日の日々を送っていた。
- 豊かな時代だからこそ、飽食終日を戒め、自分の役割を考える必要がある。
- 休暇中とはいえ、毎日昼まで寝て動画を見るだけでは飽食終日と言われても仕方ない。
- 先生は、才能があっても努力を怠れば飽食終日に陥ると生徒たちを諭した。
類義語
- 無為徒食
- 無為無策
- 遊惰放逸
- 尸位素餐
対義語
- 刻苦勉励
- 精励恪勤
- 勤倹力行
- 粉骨砕身