飲胆嘗薪
読み方
いんたん しょうしん意味
恨みや屈辱を忘れず、将来の成功や復讐のために苦労を重ねて自らを戒め励むこと。強い決意で忍耐し、目的達成のために自分にあえて苦しみを課すという意味で用いる。由来
中国春秋時代の故事に由来する(正確な成立年は不詳)。呉王夫差が敗北の屈辱を忘れぬため「薪を嘗める(嘗薪)」とされ、越王勾践が復讐の志を保つため「胆をなめる(嘗胆)」とされる逸話が合わさり、のちに「臥薪嘗胆」と同趣旨の成語として定着した。備考
「臥薪嘗胆」とほぼ同義。文章語・硬い表現で、日常会話ではやや重い。復讐だけでなく、雪辱・再起のための耐苦努力にも広く使う。例文
- 彼は飲胆嘗薪の覚悟で毎朝誰よりも早く研究室に通った。
- 屈辱の敗戦を糧に、飲胆嘗薪して次の大会で優勝を狙う。
- 創業期は資金繰りが厳しかったが、飲胆嘗薪の努力で会社を軌道に乗せた。
- 彼女は飲胆嘗薪の思いで語学を磨き、念願の海外赴任を勝ち取った。
- 一時の挫折で投げ出さず、飲胆嘗薪して実力を蓄えるべきだ。
類義語
- 臥薪嘗胆
- 報仇雪恨
- 捲土重来
- 再起図強
対義語
- 安閑恬静
- 高枕無憂
- 楽観安住