飲水思源
読み方
いんすい しげん意味
水を飲むときに、その水の源を思うという意から、物事の根本や受けた恩を忘れず、今の自分を支えてくれた人・環境・歴史に感謝すること。成功や繁栄の背後にある由来や先人の努力を大切にする姿勢を表す。由来
中国の故事に由来する語。北周の詩人・庾信の「徴調曲」に見える「流れを飲む者はその源を懐う」という趣旨の句がもととされる。成立は南北朝時代末期、6世紀ごろ。のちに「飲水思源」として成語化した。備考
中国語圏でもよく使われる成語。日本では日常会話より、式辞・社訓・記念文など改まった場面で用いられることが多い。例文
- 創業者への感謝を忘れない飲水思源の精神が、この会社の文化を支えている。
- 留学先で助けてくれた人々を思い出し、飲水思源の大切さを実感した。
- 地域の発展を語るなら、先人の苦労に目を向ける飲水思源の姿勢が必要だ。
- 彼は成功してからも両親や恩師への礼を欠かさず、まさに飲水思源の人である。
- 式典では、学校の歴史を振り返り、飲水思源を胸に未来へ進もうと語られた。
類義語
- 知恩報恩
- 報本反始
- 感恩報謝
- 初心忘るべからず
対義語
- 忘恩負義
- 恩知らず
- 恩を仇で返す