風流韻事
読み方
ふうりゅう いんじ意味
自然や季節の美を味わい、詩歌・俳句・書画・音曲・茶などを楽しむ、上品で趣のある遊びや営みのこと。実用や利益から離れた、教養人らしい風雅な楽しみをいう。由来
「風流」はみやびで趣のあること、「韻事」は詩文・韻律に関わる風雅な事柄を指す漢語。中国古典の文人文化に由来するが、語としての具体的な初出年は不詳。日本では江戸期以降、漢詩文・俳諧・茶の湯などの文脈で用いられた。備考
やや文語的・雅語的な表現。日常会話より、随筆・評論・挨拶文などで、文人趣味や教養ある遊びを上品に述べる際に使われる。例文
- 退職後の祖父は、庭の草花を眺めて句を詠む風流韻事を日課にしている。
- 忙しい仕事の合間にも、月を愛でて一首作るような風流韻事を忘れたくない。
- その茶会では、掛け軸や香、和歌の話題まで楽しむ風流韻事が尽くされた。
- 利益ばかり追う世の中だからこそ、風流韻事に親しむ時間が心を潤してくれる。
- 彼の別荘には書画や琴がそろい、友人たちと風流韻事を楽しむための空間になっている。
類義語
- 花鳥風月
- 琴棋書画
- 吟風弄月
- 風雅
- 雅趣
対義語
- 無粋
- 野暮
- 俗事
- 実利一点張り