頂天立地
読み方
ちょうてん りっち意味
頭は天をいただき、足は地に立つように、天地の間に堂々と立つこと。転じて、他にへつらわず、自立した気概を持ち、威厳と風格を備えているさまや、そのような人物をいう。由来
中国由来の成語です。「天を頂き、地に立つ」という字義どおり、人が天地の間に堂々と立つ姿から生まれました。中国古典・漢籍に基づく表現で、宋〜元代(10〜14世紀ごろ)には類似の用例が見られるとされますが、正確な初出年は未詳です。日本では漢文受容を通じて定着しました。備考
人やその気概を強くほめる硬い漢語表現です。日常会話よりも、文章・演説・評伝などで使われやすく、「堂々として自立している」という賞賛の響きがあります。例文
- 彼は権力におもねらない頂天立地の人物として尊敬されている。
- どんな苦境にあっても、頂天立地の気概を失ってはならない。
- 創業者の頂天立地の精神が、今も会社の理念として受け継がれている。
- 敗戦後に村を立て直した祖父の姿は、まさに頂天立地そのものだった。
- 真の指導者には、私利私欲に流されない頂天立地の志が求められる。
類義語
- 威風堂々
- 独立独歩
- 不撓不屈
- 気宇壮大
対義語
- 卑躬屈膝
- 低頭平身
- 付和雷同