面壁九年
読み方
めんぺき くねん意味
長い年月、わき目も振らず一つの修行・学問・仕事に打ち込み、困難に耐えて努力を続けること。特に、孤独で厳しい鍛錬や精神修養を積み重ねる姿をいう。由来
中国禅宗の祖とされる達磨大師の伝説に由来する。6世紀頃、中国・嵩山少林寺で達磨が壁に向かって九年間坐禅したとされる故事から生まれた表現。伝承は宋代の禅籍(11〜13世紀頃)などを通じて広まった。備考
禅語に由来するため、単なる努力よりも「孤独な修行」「精神的鍛錬」の響きが強い。日常会話ではやや硬く、文章語・講話で使われやすい。例文
- 彼は面壁九年の覚悟で研究室にこもり、新薬の開発に取り組んだ。
- 一流の職人になるには、面壁九年ともいえる地道な修業が欠かせない。
- 面壁九年の努力が実り、彼女はついに難関試験に合格した。
- 師匠は弟子に、才能よりも面壁九年の忍耐が大切だと説いた。
- 新しい技術を身につけるため、彼は面壁九年の思いで毎日基礎練習を続けている。
類義語
- 刻苦勉励
- 堅忍不抜
- 一意専心
- 不撓不屈
- 臥薪嘗胆
対義語
- 三日坊主
- 中途半端
- 朝令暮改
- 飽きっぽい