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青雲之志

読み方

せいうん の こころざし

意味

高い理想や大きな成功を目指して、強い志を抱くこと。「青雲」は青空に浮かぶ雲の意から転じて高い地位・栄達をたとえ、「之志」はそれを目指す志をいう。将来の飛躍や出世を願って努力する気概を表す。

由来

中国の古典由来の語。「青雲」は漢詩や古典で、雲が高く昇るイメージから「高位にのぼる」「栄達する」ことの比喩として用いられた(具体的な初出年代は特定困難)。日本では漢籍受容が進んだ平安〜江戸期にかけて、教養語として定着し、「青雲之志」の形で「立身出世を目指す志」を表す四字熟語として広まった(成立の正確な年は不明)。

備考

「青雲」は栄達の比喩。自慢話よりも「志を持つ」「努力する」文脈で用いると自然。文章語・硬めの表現で、日常会話ではやや改まった響きがある。

例文

  • 彼は若い頃から青雲之志を抱き、猛勉強して官界に入った。
  • 青雲之志があるのは良いが、足元の努力を怠ってはいけない。
  • 地方から上京した彼女の目には、青雲之志の光が宿っていた。
  • 師は『青雲之志を持て。ただし驕るな』と私たちを戒めた。
  • 青雲之志を語るだけでなく、周囲への感謝も忘れずに行動したい。

類義語

  • 立身出世
  • 大志抱負
  • 雄心壮志
  • 意気軒昂

対義語

  • 安逸無為
  • 無気力
  • 志操堕落

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