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雲散霧消

読み方

うんさん むしょう

意味

雲が散り、霧が消えるように、物事や感情、心配、疑い、計画などが跡形もなく消え失せること。悪い状態がすっかりなくなる意味にも、期待や話が完全に立ち消えになる意味にも使う。

由来

中国の漢語表現に由来する四字熟語です。もともとは「雲が散り、霧が消える」という自然の情景を表し、そこから転じて、物事が完全に消えるたとえになりました。具体的な初出年代は不詳ですが、中国古典の受容とともに日本へ伝わり、近世以前から漢文訓読や文章語で用いられ、近代以降に一般化したと考えられます。

備考

「雲散霧消する」「雲散霧消となる」の形で使うことが多い。心配・疑惑・緊張が消える場合にも、計画・期待が立ち消えになる場合にも用いられる。

例文

  • 検査結果が良好だと分かり、家族の不安は雲散霧消した。
  • 新しい証拠が見つかって、彼への疑いは雲散霧消した。
  • 予算削減が決まり、長年温めてきた企画は雲散霧消となった。
  • 彼女の笑顔を見た瞬間、会議前の緊張は雲散霧消した。
  • 雨の予報が外れたおかげで、週末の旅行が中止になる心配は雲散霧消した。

類義語

  • 煙消雲散
  • 霧散
  • 消滅

対義語

  • 存続
  • 残存
  • 持続

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