雲散霧消
読み方
うんさんむしょう
意味
物事が雲や霧が消えるように跡形もなく散り失せること。計画・疑い・不安・群衆などが一気に消滅するさま。
由来
「雲が散り、霧が消える」の意からなる漢語由来の四字熟語。中国古典(漢文)系の表現として用いられ、日本でも漢文訓読を通じて受容された。成立年代は特定困難(不詳)。
備考
「跡形もなく消える」強い消滅の比喩。人や考え、疑念など抽象・集合にも使う。やや硬い文章語で、公的文書・評論で多い。
例文
- 警察の到着を見て、群衆は雲散霧消した。
- その報道で広がった疑惑は、追加資料の提示で雲散霧消した。
- 反対派の勢いは、決定打となる発表の後に雲散霧消した。
- 不安は説明を聞いた途端に雲散霧消し、胸のつかえが取れた。
- 綿密だった計画も、主力メンバーの離脱で雲散霧消してしまった。
類義語
- 雲散鳥没
- 四散消滅
- 跡形もなく消える
- 消え失せる
対義語
- 堅固不動
- 盤石泰然
- 根深い
- 一念不動