開巻一番
読み方
かいかん いちばん意味
本を開いて最初に出てくる、いちばん初めの部分・場面のこと。転じて、物事の始まりや、話の冒頭で最初に示される言葉・内容をいう。特に「最初から要点を突く」「冒頭にまずこれが出る」といった用法で使われる。由来
漢語由来の語で、「開巻」は巻物・書物を開くこと、「一番」は最初・第一を表す。中国古典の文章表現(書物を開いてまず…)に基づく言い方とされ、日本では近世〜近代以降の漢文調文章や文芸で定着したといわれるが、初出の年代・具体的出典は不詳。備考
本来は読書・文章に関する語。比喩的に「話の冒頭」「最初の一撃」のようにも使うが、硬めの文語表現。口語では「最初に」「冒頭で」に言い換え可。例文
- 開巻一番、作者は作品の主題を提示して読者を引き込む。
- この小説は開巻一番に衝撃的な事件が起こり、最後まで緊張感が続く。
- 開巻一番の一文が印象的で、読み始めてすぐ世界観に入れた。
- 会議では開巻一番に結論を述べ、議論を効率化した。
- 開巻一番、彼は反対意見を述べて場の空気を変えた。
類義語
- 開口一番
- 一番初めに
- 真っ先に
- 冒頭に
- 端的明快
対義語
- 口ごもる
- 言い渋る
- 出し惜しみする