門戸開放
読み方
もんこ かいほう意味
制限や差別を設けず、外部の人・国・企業などが自由に参加、出入り、取引できるようにすること。特に、経済・政治・教育などの分野で、閉鎖的な制度や資格条件を緩め、広く機会を与えるという意味で使われる。由来
「門戸」は家の門や戸、転じて出入り口・参加の入口を意味し、「開放」は開け放つことを意味する。直訳的には「門や戸を開ける」こと。近代以降、特に1899年に米国が清国市場への各国の平等な通商機会を求めた「門戸開放政策(Open Door Policy)」の訳語として明治時代後期に広まり、一般的に制度や機会を開く意味でも用いられるようになった。厳密な初出年は不明。備考
政治・経済・教育制度など硬めの文脈でよく使われる。単に物理的に扉を開ける意味ではなく、参加資格や参入制限を緩める比喩表現。例文
- 大学は社会人にも学び直しの機会を与えるため、入学制度の門戸開放を進めている。
- 政府は外国企業への門戸開放を掲げ、投資規制の一部を緩和した。
- この業界は長く閉鎖的だったが、近年は新規参入者への門戸開放が進んでいる。
- 地域の文化施設は、子どもから高齢者まで利用できるよう門戸開放を徹底している。
- 門戸開放をうたうだけでなく、実際に誰もが参加しやすい仕組みを整える必要がある。
類義語
- 機会均等
- 開放政策
- 自由参入
- 開放主義
- 参入自由
対義語
- 門戸閉鎖
- 閉鎖主義
- 排他主義
- 鎖国主義