門外不出
読み方
もんがい ふしゅつ意味
大切な品物・書物・技術・情報などを、家の外や部外者に出さず、厳重に秘蔵すること。転じて、秘伝や内部資料などを公開せず、限られた者だけで保持することをいう。由来
「門外」は門の外、「不出」は出さない意で、文字通りには“門の外へ出さない”という意味。中国古典系の漢語表現に由来すると考えられるが、正確な初出や成立年は不詳。古くから秘伝書・名品・家伝の技などを外部に見せないことを表し、日本でも漢語として定着した。備考
主に技術・書物・品物・情報などに使う表現。人そのものより、秘伝や秘蔵物を修飾する用法が一般的。誉め言葉にも、閉鎖性を示す語にもなりうる。例文
- このたれの配合は、創業以来の門外不出の秘伝とされている。
- その家に伝わる古文書は長年門外不出で、研究者も簡単には見られない。
- 新素材の製法は会社の門外不出の技術として厳重に管理されている。
- 師匠は門外不出だった型を、最後にただ一人の弟子へ授けた。
- 蔵に眠っていた門外不出の名品が、記念展で初めて公開された。
類義語
- 秘蔵
- 厳秘
- 秘伝
- 一子相伝
対義語
- 一般公開
- 公開
- 公表
- 門戸開放