門前雀羅
読み方
もんぜん じゃくら意味
家や店、役所などの門前がひっそりして訪れる人がなく、寂れたさまをいう。客足が途絶えて商売が不振であることや、勢いを失って人が寄りつかなくなった状態をたとえて用いる。由来
中国の成語「雀羅門前」(門前に雀を捕る網=雀羅を張れるほど人が来ない意)に由来し、日本では「門前雀羅」の形でも用いられる。原典や成立年代の特定は難しく、概ね古代中国に起源をもつとされる(具体的な年・時代は不詳)。備考
「門前冷落」と同様に“繁盛の反対”を表すやや硬い語。人の訪れがない比喩で、店・組織・人物の人気低下などにも使う。例文
- 新装開店したのに宣伝不足で、店は門前雀羅のありさまだ。
- 景気悪化の影響で、かつての人気店も今では門前雀羅となった。
- 異動で権限を失った途端、彼の席は門前雀羅のように静かになった。
- 駅前の商店街は再開発のあおりで人通りが減り、門前雀羅が続いている。
- 来訪者のない資料室は門前雀羅で、埃だけが積もっていく。
類義語
- 門前冷落
- 門前寂寥
- 雀羅門前
- 門前蕭条
対義語
- 門前市をなす
- 繁盛昌盛
- 千客万来