長短一身
読み方
ちょうたんいっしん
意味
人には長所と短所が同時に備わっており、同じ一人(または一つの物事)の中に良い面と悪い面があるということ。
由来
「長短」は長所・短所、「一身」は一人の身(ひとりの人間)を表し、長所と短所が同一人物に併存する意から成る。成立した正確な年代・典拠は不詳だが、漢語的表現として近世以降の用例が見られるとされる。
備考
人や物事の「長所と短所が同居する」ことを述べる語。評価を一面的に決めつけない文脈で用いられる。やや硬い言い方で、会話では「一長一短」の方が一般的。
例文
- 彼は仕事が速い反面ミスも多い。長短一身だと割り切って任せ方を工夫した。
- 新しい制度は利便性が上がる一方で負担も増える。まさに長短一身である。
- 指導者の厳しさは部を強くしたが、反発も招いた。長短一身と言える。
- あの店は味は抜群だが待ち時間が長い。長短一身だから通う日を選んでいる。
- 自分の性格を責めすぎるな。長短一身、長所を伸ばし短所を補えばいい。
類義語
- 長所短所
- 一長一短
- 短長相補
- 欠点長所
対義語
- 粒揃い
- 画一的
- 均一