錦衣玉食
読み方
きんい ぎょくしょく意味
美しい錦の衣服を身にまとい、玉のように貴重で立派な食物を食べること。転じて、衣食に不自由せず、非常にぜいたくで豊かな生活をすることをいう。しばしば富貴な暮らしや奢った生活を評する語。由来
中国の成語に由来する語。「錦衣」は錦で作った豪華な衣服、「玉食」は玉のように貴重で立派な食物の意。特定の初出文献と年代は不詳だが、古代中国以来の「錦」「玉」を富貴の象徴とする表現に基づく。日本では漢籍受容を通じて用いられるようになった。備考
文章語・改まった表現。単に豊かというより、豪華でぜいたくな衣食住を強調し、批判的・対比的に使われることも多い。例文
- 彼は成功してから錦衣玉食の暮らしを送るようになった。
- 錦衣玉食に慣れた王子には、庶民の苦労がなかなか理解できなかった。
- 祖父は財を築いたが、錦衣玉食を好まず質素に暮らした。
- 物語の主人公は錦衣玉食の生活を捨て、旅に出る決意をした。
- どれほど錦衣玉食を尽くしても、心の満足までは買えない。
類義語
- 贅沢三昧
- 栄耀栄華
- 美衣美食
- 暖衣飽食
- 奢侈豪華
対義語
- 粗衣粗食
- 悪衣悪食
- 節衣縮食
- 質素倹約