金剛不壊
読み方
こんごう ふえ意味
どんな力や災いにも屈せず、決して壊れないこと。また、信念や決意がきわめて堅固で揺るがないことのたとえ。「金剛」はダイヤモンド(または金剛杵)に由来し、最も硬いものの象徴。「不壊」は壊れない意。由来
仏教語に由来する。サンスクリット語の「ヴァジュラ(vajra)」を漢訳した「金剛」(金剛杵・ダイヤモンドの意)を「壊れない」という意味で用いた表現で、密教・経典類で「金剛不壊」「金剛不壊の身」などとして見られる。成立年代は特定しにくいが、漢訳仏典が整備された中国・魏晋南北朝〜唐代(おおむね3〜9世紀)以降の用例に基づくとされる。備考
仏教(特に密教)由来の語感が強い。比喩としては「信念・決意・結束」などに用いるのが一般的で、物理的に壊れない物を指す用法は文脈を選ぶ。例文
- 彼は逆境の中でも金剛不壊の信念を貫いた。
- 金剛不壊の結束があったからこそ、チームは崩れなかった。
- 師は『心を金剛不壊にせよ』と弟子を諭した。
- この寺の伝承では、修行により金剛不壊の身を得るという。
- 批判にさらされても、彼女の決意は金剛不壊だった。
類義語
- 堅忍不抜
- 不撓不屈
- 金城鉄壁
- 剛毅果断
- 確乎不抜
対義語
- 脆弱
- 意志薄弱
- 優柔不断
- 動揺
- 崩壊