酒嚢飯袋
読み方
しゅのう はんたい意味
酒を入れる袋と飯を入れる袋、という意味から、飲み食いするだけで何の役にも立たない人をののしっていう語。才能や学識、働きがなく、ただ生活しているだけの無能な人物を指す。由来
中国・北宋時代(10世紀末〜11世紀初めごろ)の逸話集『荊湘近事』に見える語とされる。馬氏政権の子弟や従者が文武に励まず豪奢に暮らしたため、当時の人々が「酒と飯を入れるだけの袋」と評したことに由来する。備考
かなり辛辣な侮蔑語で、日常会話ではあまり使われない。文章語・評論調で、相手に直接言うと強い非難になる。例文
- 彼は肩書きだけは立派だが、仕事を任せると酒嚢飯袋ぶりが露呈する。
- 毎日飲み歩いて努力もしないようでは、酒嚢飯袋と言われても仕方がない。
- 社長の息子だからといって、酒嚢飯袋を幹部にするわけにはいかない。
- 昔の家臣の中には、戦にも政務にも役立たない酒嚢飯袋が少なくなかった。
- 自分を酒嚢飯袋にしないため、彼は一念発起して勉強を始めた。
類義語
- 無芸大食
- 穀潰し
- 飯嚢酒甕
- 酒甕飯嚢
- 無能の徒
対義語
- 文武両道
- 多才多芸
- 博学多才
- 有為多能