追善供養
読み方
ついぜん くよう意味
亡くなった人の冥福を祈り、その人のために善い行いをして供養すること。読経・法要・墓参・布施などを通じて、故人が安らかであるよう願う仏教的な営みをいう。由来
「追善」は死者のために後から善行を積むこと、「供養」は仏・菩薩・祖先などに供物や読経をささげること。仏教語に由来し、日本では仏教伝来後の飛鳥時代(6世紀頃)以降に供養の思想が広まり、奈良・平安時代には追善法要の習俗が貴族社会を中心に定着した。語としての成立年は不詳。備考
仏教的文脈で用いられる語。日常会話では「法要」「供養」と言うことが多く、「追善供養」はやや改まった表現。宗派により作法や考え方は異なる。例文
- 祖父の一周忌に、家族で追善供養を営んだ。
- 寺では毎年、戦没者の追善供養が行われている。
- 故人をしのび、読経と墓参をもって追善供養とした。
- 母の追善供養のため、親族が集まって法要を開いた。
- 寄付や善行を故人に手向けることも、追善供養の一つと考えられる。
類義語
- 追善
- 追福
- 回向
- 供養
- 法要
- 追善回向