車載斗量
読み方
しゃさい とりょう意味
車に載せ、ますで量るほど数が非常に多いこと。人や物がありふれていて、いくらでも存在するさまをいう。文脈によっては「平凡なものが大勢いる」という謙遜や軽視の含みを持つ。由来
中国の史書『三国志』呉志・趙咨伝に見える表現に由来する。魏の曹丕に「呉には君のような人物が何人いるか」と問われた趙咨が、自分程度の者は「車載斗量」で数え切れないと答えた故事による。『三国志』は西晋の陳寿により3世紀末、280年代ごろ成立。備考
日常会話ではかなり硬い表現。単に多いだけでなく「ありふれている」「珍しくない」という含みで使われることが多い。例文
- この分野の入門書は車載斗量で、どれを選べばよいか迷ってしまう。
- 応募者は車載斗量だが、本当に即戦力になる人材は限られている。
- 似たような商品は市場に車載斗量あるため、差別化が不可欠だ。
- 彼は謙遜して、自分のような技術者は車載斗量だと言った。
- 情報が車載斗量にあふれる時代だからこそ、見極める力が必要だ。
類義語
- 多士済済
- 枚挙にいとまがない
- 掃いて捨てるほどある
- 数え切れない
対義語
- 寥寥無幾
- 寥若晨星
- 希少
- 僅少