跳梁跋扈
読み方
ちょうりょう ばっこ意味
悪人や権力を持つ者などが、周囲をはばからず勝手気ままに振る舞い、勢いをふるってのさばること。特に、反社会的な勢力や不正な権力者が抑えられずに横行するさまをいう。由来
古代中国の語に由来する。「跳梁」は『荘子』(戦国時代、紀元前4〜3世紀ごろ)に見える「跳ね回る」の意、「跋扈」は魚が梁・簗を越えて逃げる意から転じた語で、『後漢書』(5世紀成立)などに用例がある。日本には漢文訓読を通じて入り、四字熟語として定着した。備考
硬い文章語で、悪い勢力・不正・害悪が「のさばる」場合に用いる。人だけでなく、デマや詐欺など抽象的なものにも使える。例文
- 治安が悪化し、密輸組織が港町で跳梁跋扈するようになった。
- 権力の監視が働かなければ、私利私欲に走る者たちが跳梁跋扈する。
- ネット上では、根拠のないデマや詐欺広告が跳梁跋扈している。
- その時代、地方では武装集団が跳梁跋扈し、住民は不安な日々を送っていた。
- 不正を見逃す企業風土の中で、責任逃れをする幹部が跳梁跋扈していた。
類義語
- 横行闊歩
- 横行跋扈
- 傍若無人
- 専横無道
- 我利我利
- 狼藉三昧
対義語
- 安分守己
- 謹小慎微
- 恭順謙譲
- 循規蹈矩