越権行為
読み方
えっけん こうい意味
自分に与えられた権限・職分の範囲を超えて、他の担当領域に口出ししたり、勝手に判断・命令・処分などを行うこと。組織内の手続きや秩序を乱し、責任の所在を不明確にしやすいとして否定的に用いられる。由来
「越権」は権限を越えること、「行為」はふるまい・行いの意で、合わせて「権限を越えた行い」を表す漢語。特定の故事来歴は明確ではない。語としては近代以降の官僚制・法制度の整備とともに、法律・行政・組織運営の文脈で定着したと考えられる(成立年代は不詳)。備考
法律・行政・企業ガバナンスの文脈でよく使う硬い語。通常は非難・指摘の意味合いが強い。緊急避難などで正当化される場合もあるが、説明責任が伴う。例文
- 部長決裁が必要な案件を独断で進めるのは越権行為だ。
- 他部署の人員配置にまで指示を出すのは越権行為として問題視された。
- 現場が緊急対応したとはいえ、手続きを省いた点は越権行為と批判された。
- 監査の結果、担当者の越権行為が不正の温床になっていたことが判明した。
- その判断は権限の範囲内か、越権行為に当たらないかを確認してほしい。
類義語
- 権限逸脱
- 職権濫用
- 越権
- 越分
対義語
- 権限内行為
- 正当行為
- 適法行為