起死回生
読み方
きし かいせい意味
ほとんど望みがないほど追い込まれた状況から、一気に立ち直ったり、形勢を逆転させたりすること。もともとは死にかけた人を生き返らせる意で、現在は試合・仕事・政治などで、敗色濃厚な場面を好転させる比喩として使うことが多い。由来
中国古典に由来する漢語で、成立時期の詳細には諸説あるが、少なくとも唐代(7〜10世紀)ごろまでには医術・救命の文脈で用いられていたとされる。もとは「死にかけた人を起こし、生へ戻す」という意味で、のちに比喩的に「絶望的な状況を立て直す」意味へ広がった。備考
「起死回生の一打」「起死回生の策」のように使うことが多い。現代では文字どおりの蘇生より、試合・仕事・政治などでの比喩表現として使われるのが一般的。例文
- 9回裏、彼は起死回生の逆転ホームランを放った。
- 赤字続きだった会社は、新商品のヒットで起死回生のチャンスをつかんだ。
- 監督は後半の選手交代で起死回生を狙った。
- 追い込まれた候補者は、討論会での発言をきっかけに起死回生の一手を打った。
- 模試の成績は悪かったが、本番前の集中勉強で起死回生を果たした。
類義語
- 一発逆転
- 形勢逆転
- 反敗為勝
- 捲土重来
対義語
- 万事休す
- 絶体絶命
- 打つ手なし