起承転結
読み方
きしょう てんけつ意味
文章・話・物語などの構成法の一つで、起で話題を起こし、承でそれを受けて展開し、転で視点や流れに変化を加え、結で全体をまとめること。また、物事が順序立って進み、最後に収まりよくまとまることもいう。由来
中国古典詩の構成法に由来する語。唐代(7〜10世紀ごろ)の漢詩、特に絶句で、第一句を「起」、第二句を「承」、第三句を「転」、第四句を「結」と呼んだことから成立した。日本には漢詩文の受容とともに伝わり、遅くとも江戸時代には文章構成の型として広く意識されるようになった。備考
物語・作文の基本形として広く知られるが、現代の小説や実用文では必ずしも万能ではない。説明文やビジネス文書では、結論先行など別の構成法が適することもある。例文
- 作文を書く前に、起承転結の流れをノートに整理した。
- この小説は短編ながら起承転結がはっきりしていて読みやすい。
- プレゼンも起承転結を意識すると、聞き手に伝わりやすくなる。
- 先生は、物語には起承転結を持たせると印象に残りやすいと説明した。
- あの映画は起承転結が明快で、子どもでも内容を追いやすかった。
類義語
- 序破急
- 筋立て
- 構成
対義語
- 支離滅裂
- 脈絡欠如
- 前後矛盾