赤手空拳
読み方
せきしゅ くうけん意味
手に武器や道具を持たず、頼れる資金・地位・後ろ盾などもない状態。また、そのような不利な状況で、自分の力だけを頼りに物事を始めたり成し遂げようとしたりすること。由来
中国語の成語「赤手空拳」に由来する。「赤手」は何も持たない素手、「空拳」はからのこぶしの意で、どちらも武器や道具を持たないことを表す。特定の古典上の出典や成立年代は未詳。日本では近代、少なくとも明治期以降の漢文調・文章語として定着した。備考
「素手で戦う」だけでなく、資金・後ろ盾・準備がない比喩にも使う。文章語的で、起業や立身出世の文脈に多い。例文
- 彼は赤手空拳で上京し、十年後には自分の会社を持つまでになった。
- 資金も人脈もない赤手空拳の状態から、彼女は地域に根差した店を育てた。
- 赤手空拳で大企業に挑むのは無謀に見えたが、彼らには独自の技術があった。
- 父は戦後、赤手空拳で商売を始め、家族を養ったという。
- 準備不足を美談にしてはいけないが、赤手空拳で道を切り開いた先人の努力には学ぶべき点が多い。
類義語
- 徒手空拳
- 裸一貫
- 無一物
- 素手
- 手ぶら
対義語
- 完全武装
- 準備万端
- 資本潤沢
- 物資豊富