議論百出
読み方
ぎろん ひゃくしゅつ意味
多くの人がそれぞれ意見を述べ、さまざまな主張が次々に出てくること。会議や討論の場で、意見が一つにまとまらず、多方面からの見解が提示される状況をいう。必ずしも口論の激しさを含まず、「意見が多く出る」こと自体を表す。由来
「議論」は意見を述べ合うこと、「百出」は(百=数が多いことのたとえ)考えや意見が次々と出る意。中国古典由来の「百出」という語法を背景に、近代以降の漢語的表現として定着したとされるが、成立の正確な年・初出文献は不詳。備考
「議論百出する」「議論百出となる」として用いることが多い。意見の多さを指す語で、必ずしも「大混乱」や「罵り合い」を意味しない。例文
- 新制度の導入をめぐっては議論百出となり、結論が先送りになった。
- 会議では若手からも率直な提案が出て、議論百出の活気ある場になった。
- 予算配分については各部署の利害が絡み、議論百出で収拾がつかない。
- 新製品の名称案が議論百出した結果、最終的に一般公募を行うことになった。
- 委員会では賛否が割れ、議論百出のまま採決の時刻を迎えた。
類義語
- 百家争鳴
- 侃侃諤諤
- 喧々囂々
- 議論紛糾
- 紛々たる議論
対義語
- 異口同音
- 満場一致
- 意見一致
- 衆議一決