謹厳実直
読み方
きんげん じっちょく意味
慎み深く、態度や考え方が厳格で、まじめで正直なさま。規律や道徳を重んじ、軽率な言動をせず、誠実に物事へ向き合う人物の性質を表す。由来
特定の故事に由来する成語ではない。「謹厳」は慎み深く厳格であること、「実直」は誠実で正直なことを表し、二つの漢語を重ねて人物評の語としたもの。成立年は不詳だが、近代、特に明治期以降の文章語・人物描写で広く用いられるようになったと考えられる。備考
主に人物の性格を褒める語だが、堅物・融通が利かないという含みで使われることもある。文章語的で、日常会話ではやや改まった響きがある。例文
- 彼は謹厳実直な人柄で、部下からの信頼も厚い。
- 祖父は謹厳実直を絵に描いたような人物で、約束を破ったことがなかった。
- 謹厳実直な彼女は、どんな小さな仕事にも手を抜かない。
- 社長の謹厳実直な姿勢が、会社全体の倫理観を支えている。
- 彼の話し方は少し堅いが、その謹厳実直さには好感が持てる。
類義語
- 品行方正
- 質実剛健
- 誠実
- 真面目
- 謹直
対義語
- 軽佻浮薄
- 不誠実
- 放縦
- 軽薄