諸子百家
読み方
しょし ひゃっか意味
中国古代、特に春秋戦国時代に現れた多くの思想家と学派の総称。孔子・孟子・老子・荘子・墨子・韓非子などの人物や、儒家・道家・墨家・法家など多様な思想潮流を指す。転じて、多くの学者・論者や学説が並び立つことにもいう。由来
「諸子」は孔子・老子など「子」と尊称された思想家たち、「百家」は多くの学派の意。背景は中国の春秋戦国時代(紀元前770〜前221年)に諸学派が競って論じた状況にある。語形としての成立時期は厳密には不明だが、前漢〜後漢期の学術分類、特に『漢書』芸文志(1世紀末〜2世紀初め成立)などの「諸子」「諸家」の整理と関係が深い。備考
歴史・思想史で用いられる硬い語。比喩的に「多くの論者や意見が乱立する状況」を表すこともあるが、基本は中国古代思想を指す。例文
- 高校の世界史では、春秋戦国時代の諸子百家を重要な単元として学ぶ。
- 諸子百家の思想を比較すると、当時の社会不安に対するさまざまな答えが見えてくる。
- 彼の書棚には、儒家や道家をはじめ諸子百家に関する本が並んでいる。
- 新しい政策をめぐって、会議では諸子百家さながらに多様な意見が飛び交った。
- 諸子百家の中でも、法家の思想は秦の統一政策に大きな影響を与えた。
類義語
- 九流十家
- 先秦諸子
- 諸家諸説
- 百家争鳴
対義語
- 一家独尊
- 一説独尊
- 一元論