論功行賞
読み方
ろんこう こうしょう意味
人の功績や働きの大きさを公平に評価し、その功績に応じて賞や地位、報酬などを与えること。戦争・政治・組織運営などで、貢献度に基づいて褒賞や処遇を決める場合に用いられる。由来
中国古典に由来する漢語表現。「論功」は功績の大小を論じ定めること、「行賞」は賞を実施することを意味する。古い用例は陳寿が3世紀末(280年代頃)に編纂した『三国志』呉書・顧譚伝などの史書に見え、功臣に恩賞を与える政治・軍事上の文脈で使われた。日本には漢文訓読を通じて受容され、武家社会や近代以降の組織論でも用いられるようになった。備考
やや硬い表現で、政治・軍事・企業人事などの文脈に多い。単なる「褒める」ではなく、功績を評価して報いるという制度的・処遇的な響きがある。例文
- 新事業の成功後、社長は関係者の貢献度を細かく調べ、論功行賞を行った。
- 戦後の政権では、勝利に貢献した将軍や官僚への論功行賞が大きな課題となった。
- 彼は成果を独り占めしようとしたが、最終的にはチーム全体の働きに基づく論功行賞がなされた。
- 論功行賞が不透明だと、組織の士気は一気に下がってしまう。
- プロジェクト終了後の人事異動は、まさに論功行賞の意味合いが強かった。
類義語
- 信賞必罰
- 功績評価
- 有功者表彰
- 功労に報いる
- 恩賞を与える
対義語
- 依怙贔屓
- 不公平な処遇
- 年功序列
- 功績無視