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詩歌管弦

読み方

しいか かんげん

意味

漢詩・和歌などの詩歌と、笛や琴などによる音楽のこと。広く、詩作や和歌、器楽演奏といった風雅な文芸・音楽のたしなみ、またはそれらを楽しむ雅やかな遊びを指す。

由来

成立年・初出は不詳。「詩歌」は漢詩や和歌などの韻文、「管弦」は管楽器と弦楽器、またそれによる音楽を表す語で、古代中国以来の漢語に基づく。日本では平安時代(794〜1185年)の貴族文化において、詩作・和歌・管弦の演奏が教養や遊宴の中心となり、それらを並べた表現として定着したと考えられる。

備考

やや古風・雅語的な表現で、日常会話より文学・歴史・伝統文化の文脈で使われる。単なる娯楽より、教養や風流の含みが強い。

例文

  • 平安貴族は、詩歌管弦に通じていることを重要な教養とした。
  • 彼の邸では夜ごと客を招き、詩歌管弦の宴が催されたという。
  • 祖父は若いころから詩歌管弦を好み、短歌も尺八もたしなんでいた。
  • この物語には、月を眺めながら詩歌管弦に興じる場面が描かれている。
  • 忙しい日々の中でも、詩歌管弦を楽しむ心の余裕を失いたくない。

類義語

  • 琴棋書画
  • 風流韻事
  • 歌舞音曲
  • 詩文音曲
  • 文芸音楽

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