言語道断
読み方
ごんご どうだん意味
現代では、あまりにひどくて話にならないこと、けしからんこと、論外であることを強く非難する表現。『もってのほか』『許しがたい』という気持ちを表す。もともとは仏教語で、言葉や思考では到底説明できない深い境地を指した。由来
仏教語に由来する語で、もとは『言語道断・心行処滅』などの表現に見られる。中国の仏教文献にさかのぼる語で、成立はおおむね5~7世紀頃、日本には平安時代以降に伝わったと考えられる。もともとは『言葉では言い表せず、思考も及ばない境地』の意で、のちに転じて『とんでもない』『論外だ』という意味で使われるようになった。備考
現代では『もってのほか』『論外』という強い非難の意味で使うのが普通。もとの仏教的な意味で使われることは少なく、日常会話ではやや硬くきつい表現。例文
- 弱い立場の人をだますなんて、まったく言語道断だ。
- 期限を守らないうえに謝罪もしないとは、言語道断と言うほかない。
- 公共の場で差別的な発言をするのは言語道断だと批判された。
- 試験で不正をして合格しようとする態度は言語道断である。
- 安全確認を怠って作業を続けるなど、現場の責任者として言語道断だ。
類義語
- 論外
- もってのほか
- 不届き千万
- けしからん
対義語
- 妥当
- 正当
- もっとも
- 至極当然