衆人環視
読み方
しゅうじん かんし意味
大勢の人が周囲から見守ったり見つめたりしていること。多くの人の注目が一か所や一人に集まっている状態を表す。ふつうは「衆人環視の中」「衆人環視の下」の形で、公の場で人目を強く意識せざるをえない状況をいう。由来
「衆人」は多くの人々、「環視」は周囲を取り囲むようにして見ることを意味する漢語。中国の漢語表現に由来し、日本では漢文訓読の流れを受けた文章語として定着した。正確な初出や特定の典拠は不詳だが、近代以降、特に明治期以後の文章で広く用いられるようになったと考えられる。備考
やや硬い文章語。主に「衆人環視の中」「衆人環視の下」として使う。単なる“見られている”より、公衆の前で強い注目を浴びる響きがある。例文
- 衆人環視の中、選手は落ち着いて最後の一投を決めた。
- 彼は衆人環視の下で、自らの過ちを認めて謝罪した。
- 衆人環視の中で行われる記者会見では、言葉の選び方が極めて重要だ。
- 新社長の発表は衆人環視の舞台で行われ、市場も敏感に反応した。
- 現代ではSNSによって、些細な失言でも衆人環視にさらされやすい。
類義語
- 公衆の面前
- 人目の中
- 注目の的
- 衆目環視
対義語
- 人目を避ける
- 人知れず
- 内密