蛾眉皓歯
読み方
がび こうし意味
蛾の触角のように細く美しい眉と、白く清らかな歯のこと。転じて、女性の容貌が非常に美しいこと、またそのような美人を形容する語。主に古風・文語的な表現として用いられる。由来
中国古典に由来する成語。正確な初出・成立年は未詳だが、「蛾眉」は『詩経』「衛風・碩人」(前11〜前6世紀ごろに編纂)に見える美人描写に通じ、「皓歯」は白く美しい歯をいう漢語。これらを組み合わせ、美人の容貌を眉と歯で表した語として日本にも受容された。備考
女性の美貌を外見でたたえる古典的表現。現代ではやや硬く、文学・漢詩・歴史小説などで用いられる。例文
- 古い漢詩には、蛾眉皓歯の佳人をたたえる表現がしばしば見られる。
- 彼女は蛾眉皓歯という言葉がふさわしい、気品ある美しさを備えていた。
- 屏風絵に描かれた姫君は、まさに蛾眉皓歯の美人である。
- 小説の中で主人公は、蛾眉皓歯の女性に一目で心を奪われた。
- 現代の日常会話ではあまり使わないが、蛾眉皓歯は古典的な美人像を表す語として覚えておきたい。
類義語
- 明眸皓歯
- 眉目秀麗
- 容姿端麗
- 傾国美人
- 絶世美人
対義語
- 醜貌
- 醜女
- 蓬頭垢面