虚張声勢
読み方
きょちょう せいせい意味
実際には力や備えが十分でないのに、わざと大げさに見せたり強そうに振る舞ったりして、相手を威圧・牽制しようとすること。いわゆる「虚勢を張る」「はったりをかます」という意味で、軍事・交渉・競争などでよく使われる。由来
中国語の成語「虚张声势」に由来する。「虚張」は実体のないものを大きく見せること、「声勢」は声の勢い・威勢を指す。正確な初出は未詳だが、唐代、9世紀ごろの漢文資料に近い用例が見られ、漢籍の受容を通じて日本語にも四字熟語として定着した。備考
やや硬い表現で、日常会話では「虚勢を張る」「はったり」のほうが自然。相手の態度を批判的に述べる文脈で使われやすい。例文
- 相手チームは大きな声でこちらを威圧してきたが、実際には虚張声勢にすぎなかった。
- 資金繰りが苦しい会社ほど、広告で虚張声勢を張ることがある。
- 彼の強気な発言は虚張声勢で、本当は交渉を長引かせる余裕などなかった。
- 敵軍の夜襲を恐れた将軍は、かがり火を増やして虚張声勢を試みた。
- 虚張声勢に惑わされず、相手の実力を冷静に見極める必要がある。
類義語
- 虚勢を張る
- 空威張り
- 大言壮語
- 針小棒大
- 誇大宣伝
対義語
- 正々堂々
- 実力行使
- 実事求是