虚々実々
読み方
きょきょじつじつ
意味
相手の本心や狙いを探り合い、虚実を織り交ぜて駆け引きすること。外交・交渉・勝負事などで、真意を隠しつつ出方をうかがう場面にいう。
由来
中国の兵法・戦略思想に由来する語とされるが、特定の典拠や成立年代は明確でない。日本では近世以降、交渉・戦術上の駆け引きを表す四字熟語として定着した(成立年は不詳)。
備考
「虚」は偽り・空虚、「実」は真実・実態。交渉や勝負の“駆け引き”の意味で使う。人柄の評価より、状況の戦略的やり取りに用いるのが自然。
例文
- 両国は水面下で虚々実々の交渉を続けている。
- 入札の場は虚々実々で、最後まで相手の手の内が読めなかった。
- 選挙戦は虚々実々の情報戦となり、真偽の見極めが重要だ。
- 将棋の終盤は虚々実々の読み合いで、一手の重みが増す。
- 新製品の発表時期をめぐり、競合と虚々実々の駆け引きをした。
類義語
- 腹の探り合い
- 駆け引き
- 狐と狸の化かし合い
- 虚実入り交じる
- 攻防
対義語
- 正々堂々
- 明朗会計
- 単刀直入