虎視眈眈
読み方
こし たんたん意味
相手のすきや機会をうかがい、ねらいを定めてじっと待ち構えているさま。虎が獲物を鋭く見すえ、今か今かと飛びかかる機会を狙うように、目的達成の好機を見逃さない態度をいう。多くは競争相手や地位・利益などを「狙う」文脈で用いられる。由来
中国古典に由来する語で、虎が獲物を見下ろして狙いを定め、機会を待つ姿(「虎視」=虎のようににらむ、「眈眈」=じっと見つめて機会をうかがう)をたとえた表現。日本語としての成立時期は特定しにくいが、漢籍由来の四字熟語として近世以降に広く定着したとされる(正確な年代は不明)。備考
「虎視眈眈と(狙う/うかがう)」の形が一般的。やや硬い語で、野心・攻勢の含みを帯びることが多い。肯定的にも使えるが、警戒・不穏のニュアンスになりやすい。例文
- 彼は部長の座を虎視眈眈と狙っている。
- 新規参入の企業が市場シェアを虎視眈眈と奪おうとしている。
- 相手のミスを虎視眈眈と待つより、まず自分の改善を進めよう。
- ライバル校は優勝を虎視眈眈とねらい、練習量を増やしている。
- 犯人は警備の手薄になる瞬間を虎視眈眈とうかがっていた。
類義語
- 機会窺う
- 好機到来を待つ
- 隙をうかがう
- 狙い澄ます
対義語
- 泰然自若
- 無欲恬淡
- 悠々自適