薄利多売
読み方
はくり たばい意味
一つ一つの商品から得る利益を少なくおさえ、その代わりに多くの数量を売ることで、全体として利益を確保しようとする商売のやり方。値段を下げて客数や販売数を増やす販売戦略をいう。由来
「薄利」は利益が少ないこと、「多売」は多く売ることを意味し、この二語を組み合わせてできた商業用語である。正確な初出や成立年は不明だが、近代以降、特に明治後期から昭和期にかけて流通・小売の分野で広く定着したと考えられる。備考
主に商売・経営戦略について使う語。利益率は低いが、回転率や販売量で利益総額を確保する考え方を表す。品質が低いという意味ではない。例文
- この店は薄利多売を基本方針として、日用品をできるだけ安く提供している。
- 薄利多売で売上は伸びたが、利益率の低さが課題として残った。
- ネット通販では、薄利多売の仕組みを作れた企業が強い。
- 父の会社は高級路線をやめ、薄利多売へと戦略を切り替えた。
- 薄利多売だけに頼るのではなく、品質や接客でも差別化が必要だ。
類義語
- 廉価販売
- 低価格販売
- 大量販売
対義語
- 厚利少売