落花流水
読み方
らっか りゅうすい意味
散った花が水に流れていく情景から、過ぎ去って戻らない時や、移ろいゆく世の無常・はかなさをいう。また、男女の縁が自然に結ばれること(相思相愛)をたとえる用法もある。由来
中国古典に由来する成語。落ちた花が流水に流される情景表現が、無常観や人生の移り変わりを象徴する語として用いられた。日本へは漢籍の受容を通じて平安〜鎌倉期頃に広まったとされるが、成立の正確な年・典拠は特定しにくい。備考
無常・儚さの比喩が一般的。文脈により「男女の縁が自然に結ばれる」の意味でも使うため、恋愛文脈では解釈に注意。例文
- 桜が散り、川面を流れていくのを見て、まさに落花流水の趣だと思った。
- 時の流れは落花流水、悔やんでも昨日には戻れない。
- 別れの場面は落花流水のようにあっけなく、言葉が追いつかなかった。
- 二人の関係は無理に作ったものではなく、落花流水のごとく自然に深まった。
- 盛者必衰を思わせる落花流水の景に、人生の無常を感じる。
類義語
- 落花有意
- 流水無情
- 花鳥風月
- 無常迅速
対義語
- 栄枯盛衰
- 万物流転