萎靡沈滞
読み方
いび ちんたい意味
気力・活力が衰えて、物事の動きや勢いが止まったように鈍くなること。個人の精神状態だけでなく、組織、社会、経済、文化活動などが生気を失い、発展や変化が見られない状態をいう。由来
「萎靡」は草木がしおれなびく意から、気力や勢いが衰えることを表す漢語。「沈滞」は沈んで滞る意。いずれも漢籍に見られる語彙に基づくが、「萎靡沈滞」という四字語としての正確な初出・成立年代は未詳。日本では近代以降の評論・新聞文などで、社会や経済の不振を述べる語として用いられた。備考
硬い書き言葉で、評論・政治・経済・組織論などに多い。個人にも使えるが、集団や社会全体の活力低下を述べる場合に特に自然。例文
- 長引く不況で商店街は萎靡沈滞し、かつてのにぎわいを失っている。
- 監督の突然の辞任以後、チーム全体に萎靡沈滞の空気が漂った。
- 新しい企画を次々に打ち出し、萎靡沈滞していた社内の雰囲気を一変させた。
- 批判を恐れて誰も発言しなくなり、会議は萎靡沈滞したまま終わった。
- 地域文化の萎靡沈滞を防ぐには、若い世代が参加しやすい仕組みが必要だ。
類義語
- 意気消沈
- 沈滞不振
- 低迷停滞
- 無気力状態
- 士気低下
対義語
- 意気軒昂
- 活気横溢
- 生気溌剌
- 意気揚揚
- 士気高揚