荒唐無稽
読み方
こうとう むけい意味
話や考えが現実離れしていて、とりとめがなく、しかも確かな根拠もないことをいう。大げさででたらめ、信用できないさまを強く批判するときに使う。由来
中国古典に由来する語で、戦国時代(紀元前4〜3世紀ごろ)の『荘子』に見える「荒唐」と、古代中国で「根拠がない」を意味した「無稽」が結び付いたものとされる。『荒唐無稽』という形での成立時期ははっきりせず、日本では漢籍受容の中で定着した。備考
一般には強い否定語で、人の意見・計画・うわさなどを「根拠がなく現実味もない」と批判する表現。小説や映画では、意図的な奇抜さを評する文脈でも使われる。例文
- その陰謀論は証拠が乏しく、荒唐無稽だとして専門家に否定された。
- 彼の新規事業の構想は最初こそ荒唐無稽に思えたが、一部には斬新さもあった。
- 会議で荒唐無稽な提案ばかり並べても、周囲の信頼は得られない。
- その小説は荒唐無稽な設定を通して、人間社会の矛盾を鋭く描いている。
- SNSでは荒唐無稽なうわさが、事実確認されないまま拡散することがある。
類義語
- でたらめ
- 支離滅裂
- 根も葉もない
- 突拍子もない
対義語
- 理路整然
- 筋道が通る
- 言之成理
- 合理的