茶番狂言
読み方
ちゃばん きょうげん意味
真面目に見せかけているが、実際には筋書きや結論が決まっていて、見え透いたばかばかしい芝居のような行為や出来事を指す言葉。政治、会議、交渉、謝罪などが形だけで実質を伴わない場合に、強い批判を込めて用いられる。由来
「茶番」は江戸時代、歌舞伎の楽屋で茶の世話をする者や下級役者が、余興として演じた即興の滑稽な寸劇に由来するとされる。そこに演劇・滑稽劇を表す「狂言」が重なり、「茶番狂言」として、江戸時代後期(18〜19世紀頃)には、ばかばかしい芝居、転じて見え透いた作り事を意味するようになった。正確な成立年は不明。備考
強い批判・皮肉を含む表現で、政治や組織の形式的な手続きに対してよく使われる。相手に直接使うとかなり攻撃的に響く。例文
- その記者会見は、責任者が用意された原稿を読むだけの茶番狂言に終わった。
- 委員会での議論は結論が最初から決まっており、まさに茶番狂言だった。
- あの謝罪動画は反省を示すどころか、視聴者には茶番狂言のように映った。
- 住民の意見を聞くと言いながら計画を変える気がないなら、公聴会は茶番狂言にすぎない。
- 彼らの対立は表向きだけで、裏では手を組んでいたと知り、すべてが茶番狂言だったと分かった。
類義語
- 茶番
- 茶番劇
- 猿芝居
- 見え透いた芝居
- 出来レース
- 八百長
対義語
- 真剣勝負
- 正々堂々
- 誠実
- 本気
- 真面目