英明果敢
読み方
えいめい かかん意味
すぐれた知恵や判断力(英明)をもち、決断力があって大胆に実行すること(果敢)。賢明さと行動の強さを兼ね備え、ためらわずに物事を断行するさまをいう。人物の資質・統率や政策の評価など、肯定的な文脈で用いられる。由来
「英明」は中国古典に由来する語で、英知があり明らかな判断ができる意。「果敢」も同じく漢語で、決断して思い切って行う意。両語を並べて人物像を表す四字熟語として日本語で定着した。成立の正確な年代は不詳だが、漢語由来の語彙として近世以降の文章語で用例が見られる。備考
強い褒め言葉だが、相手や文脈によっては「強引・拙速」の含みで皮肉になることもある。人物評・政治経済の文脈でよく使う。例文
- 彼の英明果敢な決断が、停滞していた改革を一気に進めた。
- 英明果敢なリーダーの下で、組織は危機を乗り越えた。
- 市場環境が激変する今こそ、英明果敢な戦略転換が必要だ。
- 英明果敢に見えるが、実行の前には周到な検討を欠かさない。
- 英明果敢な人物として評価される一方、強引だと反発も招いた。
類義語
- 英明果断
- 明朗快活
- 知勇兼備
- 才気煥発
- 剛毅果断
対義語
- 優柔不断
- 暗愚無謀
- 無知無謀