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苦尽甘来

読み方

くじん かんらい

意味

つらい時期や苦労が長く続いたあとに、やがてよい結果や幸せが訪れること。文字どおり「苦しみが尽きれば、甘いものが来る」という意味で、努力や忍耐が最後に報われるという前向きな場面で使われる。

由来

中国由来の成語で、元代(13〜14世紀)の戯曲『蝴蝶夢』や『西廂記』などに見られる表現とされる。「苦しみが尽き、甘い時が来る」という字義から生まれ、日本には漢籍の受容を通じて伝わった。由来の細部には諸説あるが、古い漢語表現に基づく四字熟語として定着している。

備考

文章語・やや改まった表現だが、会話でも使える。受験、仕事、病気の回復など、苦労の末に報われる場面で前向きな励ましとして用いられることが多い。

例文

  • 何度も受験に失敗したが、最後に第一志望に合格し、まさに苦尽甘来だった。
  • 創業当初は赤字続きだったが、十年後に上場を果たし、会社は苦尽甘来を実感した。
  • 長いけがの治療を乗り越えて優勝した彼女の姿は、苦尽甘来そのものだった。
  • 師匠は、厳しい修業を終えた弟子に『これからは苦尽甘来だ』と声をかけた。
  • 今はつらくても努力を続ければ、いつか苦尽甘来の日が来ると信じている。

類義語

  • 先苦後楽
  • 否極泰来
  • 雨過天晴

対義語

  • 楽あれば苦あり
  • 楽極生悲
  • 楽往悲来

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